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まこと

Author:まこと
06年ホノルルで初フル
1961大阪市生まれ
大阪府茨木市在住
スキーとトライアスロンと甘いものが好きです
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楽しいパンク修理

大阪の人は気さくで温かい。
きのうは朝からそういうことをすごく感じた。

今までは寒いという理由で自転車に乗らなかったけど、
月曜日、久しぶりにチャリ通勤をした。

茨木の自宅から北浜の事務所まで22kmのサイクリング。
産業道路から中央環状を走り、鳥飼大橋から淀川へ出たあたりがちょうど
8km地点。午後からは雨の予報だったので、
降ってくる前に事務所に着きたいと思いながら淀川の土手を走り出すと、
「パン!」という音とともに後輪がパンク。

今やもうパンクにも慣れたので、ホイールをはずしてチューブの交換を
し始めたところ、土手の下で何かしていたおばちゃんが
「おにいちゃん、どうしはったーん?」と聞いてきた。

(ま)「パンクしちゃって」

(おばちゃん)「たいへんやねー。鳥がみな飛び立ったから何があったんかなと思て。自分で直しはんの~?」

(ま)「はい。こういう自転車はようパンクするから道具持って走ってるんですわ。何が取れるんですか~」(おばちゃんは中腰で土手から何かを抜いていた)

(おばちゃん)「つくしが生えてきたんよ。寒かったのが急にあったかなって」

(ま)「昔おばあちゃんがようけ炊いてくれましたわ」

(おばちゃん)「おばあちゃん、どうやって炊いてはったん?やっぱり卵とじ?」

(ま)「いや、卵はなかったですわ。鍋でようけ炊いてドサッと机に置いてくれました」

(おばちゃん)「おばあちゃん、お元気?」

(ま)「いえ、10年くらい前に亡くなりました」

(おばあちゃん)「おいくつでー?」

(ま)「90近かったんとちゃうかなぁ」

そんな会話をしながらだから、チューブの交換もぜんぜん退屈じゃない。

100315bike.jpg

そのおばちゃんは今度はご近所さんと思われるおばちゃんと世間話をしながら、
「あのお兄ちゃん、自分でパンク直してはんねん。エライやろ~?」
と話していた。


しばらくすると今度は、土手を散歩していた別のおばちゃんが声をかけてくれた。
「どうしはったん?パンク?道具持ってきたげよか?家近いから」

(ま)「あ、だいじょうぶです。修理の道具もってますから」

(おばちゃん2)「自分で直せるん?えらいねぇ。私ら、すぐに自転車屋へ持って行くねん。700円くらい取られんねん。ほんま、道具あるから持ってくるで」

なんとも親切なおばちゃんだ。

すると今度は知らないおっちゃんが声を掛けてきた。
「パンクしたん。自分で直してんのん」

(ま)「はあ、替えのチューブと取り替えるだけなんですけど」

(おっちゃん)「リムも少ないですなぁ」

(ま)「(たぶんスポークのことだと思うけど)自転車詳しいですね」

(おっちゃん)「私も乗ってますねん。ほんで、なんでっか?穴のあいたチューブはまた直しまんのん」

(ま)「いえ。もう使いません」

(おっちゃん)「捨てまんのんか」

(ま)「細く切ってバーベキューの焚き着けに使ったりしてますねん」
他にもクロールのプルの練習用に使ったりするけど、おっちゃんには説明が
必要かもしれないので話さなかった。

(おっちゃん)「そんなんに使えまんのん?」

(ま)「新しかったら臭い煙も出ませんし、よう燃えるんですわ。昔キャンプ場のおっちゃんに教えてもろたんです」

こんなふうに何人もの見知らぬ人と会話をしていると、
通勤の途中だということを忘れて、まるで自転車で旅をしているみたいな
錯覚を起こしそうになる。

(おっちゃん)「これからどこまで行きまんのん」

(ま)「僕、家が茨木なんですけど、これから北浜まで」

(おっちゃん)「けっこうありますなぁ」

(ま)「22キロくらいですかね。淀川と大川走ったら中之島まで行けますし」

(おっちゃん)「私も去年、連れに誘われて今里から嵐山まで行きましたわ」

(ま)「すごいですねー」

(おっちゃん)「しんどおましたわ~」

そうこうしているうちにチューブの交換ができた。
ロードレーサーで土手を走っていった二人組の人も「だいじょうぶですか」
って声を掛けてくれたし、みんな気さくで優しいなぁ。

道具を片付け、自転車に乗って事務所に向かおうと思ったけど、
ほんとにつくしがあるのか、土手に降りてみたくなった。



ほんとだ、よく見るとつくしが生えている。

100315tukushi.jpg

春だなー。考えたら、もう3月の半ばだもんな。

自転車を走らせていると、事務所の従業員からメールが。

「おはようございます。すみません、会社のかぎが見つからず、すみません、お待ちしてます」

こんな時に限ってこっちはパンクで大遅刻。
運の悪いことは重なるもんなんだ。

大川沿いを走ってみたら、川沿いの桜の木にたくさんのつぼみがついていた。
従業員を待たしてるけど、ちょっと写真撮っとこ。

100315sakura.jpg

前日までは雪国にいたけど、別のところにはこうして春が訪れている。
ということは、冬眠前の動物みたいになっている体も真剣になんとかしないと
いけないわけであって、でもパンクしたタイヤのようにお腹からシューーと
空気が漏れてスリムになるというものではない。

なんとかしないと、という意識が働いた月曜日の運動。
朝:チャリ通22km
夜:プールでスイム2,300m。

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コメント

さすがは浪速!!

愛知じゃそうは行かないな~?!

大阪の人情はやっぱ温かいな~~!!

言葉ひとつとっても人情味あるし~~!!

みなさん、気さくすぎて・・

★ナリシンさん
愛知じゃそうは行かないってことはないでしょうけど、大阪の人は、他人でもまるで自分の身内のように話しかけてきます。たぶん、しゃべるのが好きなんでしょうね。新型インフルの感染が拡大したのも、それが原因だってウワサですから。

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