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まこと

Author:まこと
06年ホノルルで初フル
1961大阪市生まれ
大阪府茨木市在住
スキーとトライアスロンと甘いものが好きです
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さぎしまトライアスロンその2

トライアスロンはいつも突然レースが始まる。
それまではのんびりしたムードなのに、スタートの合図と同時に
あたりの風景が急に静から動に変わり、自分を巻き込んでいく。
それまでは水面に顔を出して呼吸をしていたのに、
スタートしてからは数十分間を水中で過ごさなければならない。
そこには仲間の応援も聞こえないし、水中で見えるのは泡と他人の足と
他人のウエットスーツだけ。
息つぎをした時だけ、外の景色が見えて、外の空気が吸える。
それでもまわりは人がいっぱいなので、余裕なんてぜんぜんない。

120819sagishima26.jpg

今回のさぎしまトライアスロンは特に混雑がひどかった。
リレーの部も含めて470人くらいが 一斉に泳ぎ出すので、
人と接触したり、人の腕や足が自分の体に当たったり、
逆に自分の腕や足が人に当たったり、それが最初から最後まで続いた。
こんなに最初から最後までバトルが続いたのは初めてだ。

2年前にこの大会に出た時は水が透き通っていたのに今回は濁っていたので
水中の見通しが悪く、泳ぎにくかった。
ただ、何度かは前を泳ぐ選手のドラフティング・ゾーンに
入ることができたし、練習していないわりには最後まで腕の力は切れなかった。

120819sagishima12.jpg

意外に苦しくもなく、最後はプチ・ラストスパートもしながらスイムアップ。
トランジションエリアに向かい、ウエットスーツを脱ぎ、
サングラス、ヘルメット、ゼッケンベルトを着け、バイクを押して
出口へ向かう。
スイムはいつもある程度の位置で上がってこれるので、
トランジションエリアにはバイクがまだたくさん残っている。

バイクにまたがり、裸足でシューズを踏んで漕ぎ出す。
6月の三木トライアスロンでは乗る前にシューズがベダルから外れたので、
今回は初めて輪ゴムでシューズをぶら下げてクランクを水平に保ったのが
まあまあうまくいった。

数百メートル走ってからシューズに手の指を引っかけて片足ずつ履く。
バイクコースは10.5kを4周回。
途中、やや長い上り坂が2カ所ある。

軽快にペダルを回して走ったが、速いのか遅いのかは分からない。
再婚、じゃなかった、サイコンを見ると、40km/hを超えている時もあるし、
20km/hを切っている時もある。
ただ、上りは辛い。
前日の試走はポタポタと気持ちよく走れたのに、
レースになると同じ坂がなんでこんなに苦しいんだ〜。
きのうと斜度が変わってるんとちゃう?そんなワケないか。

周回を重ねるごとに本部近くでヨメが大声で気合いを入れてくれる。
暑いのに、ひとりで5人を撮影しながら応援している。

120819sagishima13.jpg

上りはキツかったけど、意外と42キロ足が売切れることはなかった。
いつもは抜かされることも多かったのに今回は抜かす方がずっと多かったし。
途中、ドラフティングをしている奴を見つけては
「オェー!ドラフティングするなー!」と2回ほど叫んでしまった。
だって明らかにフェアじゃないし。

バイクコースの4周を1時間20分で終え、今度はランにチェンジ。
ランもバイクと同じコースなので大きなアップダウンが2カ所ある。

いつものことだけど、ストライドは狭いし、最初からハァハァ言ってる。
ていうか、バイクも最初から最後までハァハァ言ってた。
そう考えたら人間の心臓ってスゴイよな・・・。
レースの時はいつもより速いテンポで数時間働くんだから。
こんな過酷な労働、人間ならきっとストライキを起こしているだろう。

ランが始まった頃はちょうど12時くらい。つまり太陽は真上で日陰はない。
苦しい、しんどい、このままだと俺、どこかで歩いてしまうかも。
なんでこんなに、しんどいだけで楽しくないことをしてるんだろう。
これは自分が望んでいたことじゃない。
二度とトライアスロンには出るもんか。

もちろん、途中で歩くつもりはない。最後まで走るつもりではいるけど。

不思議なことに、半分を過ぎたあたりから、なんだか最後まで行けそうな
気がしてきた。理由はかわからない。バイクで足を使い切らずに
ランに足が残っていたのか、補給食のタイミングがうまくいったのか。

そうなると、人間とはちゃっかりしたもので、
苦しいけどそれを楽しもうという、前向きな気持ちに変わってくる。

そして後半、ランニングをしているのに、なぜか日本競泳陣のことを
思い出していた。
オリンピックの日本代表が魂の泳ぎをしたんだ。
俺にだって仲間がいるし、俺にだって魂の走りはできるぞ。
そんなことを思いながら走っていた。
実際は「魂の」と呼べるような根性走りではなかったけど、
苦しい中でも気持ちは積極的だった。

バイクとランのコースでは、炎天下でたくさんの島の人たちが
応援をしてくれる。圧倒的に高齢の人が多い。
そんなおじいちゃん、おばあちゃんたちが、
スイカを切ってくれていたり、太鼓をたたいたりしながら、
「はい、がんばってー、がんばってー」
「自分に負けたらあかんよー」
と、選手ひとりひとりに声を掛けている。
農家の人に「自分に負けたらあかんよー」と言われると、妙に説得力を感じる。

ま、それはそうとして、選手のことより、おじいちゃん、おばあちゃんが
熱中症で倒れてしまわないか?

沿道の応援にはホント頭が下がるし、この人たちがいるからこそ、
選手みんなはゴール目指して気持ちを切らさずに動き続けることが
できるんだと思う。



最後の上りを終え、下り切ってしばらく走ると鯉のぼりが見える。
そこからゴールは近い。最後のコーナーを回ると、
やっぱりヨメが陣取っていて、「ラスト!ラストー!」と声を飛ばす。

120819sagishima14.jpg

スタート会場に入り、ゴールゲートをくぐり、ようやく解放された。
ここからは、ババ抜きのババを人に抜いてもらった時のように、
急に幸せな気分に包まれる。
少ししたら三輪さんがゴールしてきた。
その横を、ちゃあみがバイクを終え、ランのコースへ出ていった。

なんで今回は三輪さんより先にゴールできたんだろう。自分でも分からない。
健闘を称え合って、ヨメに写真を撮ってもらった。

120819sagishima15.jpg

そこからは、自分の体が失ったものを補給すべく、
水を何杯ももらってガブガブ飲み、かき氷をたて続けに3杯食べた。

120819sagishima24.jpg

あとは、初めてのオリンピック・ディスタンスに挑戦し、
今ごろは体の疲労や猛暑と闘いながら走っているちゃあみを待つだけだ。

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コメント

お疲れ様でした~
すっごい熱くてカッコイイ!!
[ドラフティング]調べてしまいましたよ。
トライアスロン、奥深いですね。

drafting?

As usual, you wrote a great blog filled with emotion and knowledge and thoughts and a little humor. But I have a question. What does "drafting" mean?

しんどいけど楽しい

★momoさん
3種目ありますもんね。身に付けないといけない能力や知識が多いです。それを奥深いというのかどうかはわかりませんが。
ただ、どんなレースもそうですけど、苦しいほど、ゴールした後の達成感は格別ですね。

Drafting

★Hi Glenn
In the car race, the drivers often drive a car just behind the other car to reduce air resistance. Also cycle race. Such a technique is called Drafting.
But it is banned in the triathlon race, especially amateur race.

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