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まこと

Author:まこと
06年ホノルルで初フル
1961大阪市生まれ
大阪府茨木市在住
スキーとトライアスロンと甘いものが好きです
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今の気持ちを忘れないために書いておこう

初ウルトラから3日が経っても、余韻が残っているのでふとした時に当日のことを思い出す。
でもそれは、しんどかったことや頑張ったことではなく(実際、苦しかったことはもう忘れているし、頑張ったという記憶も薄れている)、思い出すのは“いろんな人の力を借りたよな”ということばかり。

事前にメールや直筆でもらっていたメッセージは、バスの中やホテルで何度か読み返しておいた。
(最近は自分の記憶力を信用していないので、何度も読まないと覚えられない)
レースが始まったら時間はたっぷりあるので、そのメッセージをひとつずつゆっくり思い出すことができたし、それのおかげで気持ちをずっとポジティブに保つことができた。

実はレース前は、辛くなったら何かおまじないを言ってみるのもいいかと思っていた。
ちちんぷいぷい?
アブラカタブラ?
テクマクマヤコン?
エコエコアザラク?
ハハ・・・これで苦しみが消えたらネタになるわ。そんな軽い気持ちだった。
でも仲間の心からの言葉って、どんな呪文よりも魔法をかけてくれた。


現場では応援部隊の3人に力いっぱい見送られてスタートし、その次に仲間に会ったのは19kの関門地点。
そこにいた3人を見た時は、“東京でばったり大阪の友達に会った”みたいな驚きと喜びがあったけど、次の瞬間には、(自分らよりも30分前にスタートしたのに、なんでこの時間にここに居るん?)という?・?・?

「ちゃうんです」
(何がちゃうのん)
「私ら、トイレに並んでたら関門に引っかかったんですぅ」
(あ!ひとつ目の、あのトイレか)

「ということで、僕らの分も頑張ってください」
「私らの分も走ってください」
と笑いながら言ってたし、こっちも笑いながら聞いていた。

言葉というのは状況によって軽くなったり重くなったりするもので、
その言葉は後半になってから妙に力を帯びて蘇ってきた。
まるでスポ根マンガか映画で、試合が終わったあとに相手チームが「俺たちの分まで勝って、絶対優勝しろよな」と言うみたいな。
スポ根好きだからかもしれないけど、なんでもないその言葉が、痛くなった脚を前に進める力になっていた。

その次に仲間に会ったのは56kの関門。
そこでも、まるで戦場で(戦争に行ったことはないけど)同じ部隊にいた仲間に会えたみたいなうれしさ。

その子は「50キロで脚が痛くなって(←元々脚の痛みを抱えていた)、関門でダメだったんです」と言いながら、残念な気持ちをこちらに見せることもなく、
「これ、もらえるやつですからドロップバッグに入れときますね」
「食べもん取ってきましょか」
「飲みもんもらってきましょか」
「草餅食べます?」

まるでサポート部隊のように世話をして送り出してくれた。

そういう仲間の優しさって、ほんとにエネルギーに変わる。
そこにはいないけど、同じ日に桜道ネイチャーランを走っている仲間もいたので、それを考えるだけでもヨタっている背筋がしゃんとした。

サポート専属の3人にはスタート地点で見送ってもらったあとは63kのエイドで会えたけど、次に会うのはゴール近くだろうと思っていた。
というのは、それぞれのペースで走る30数名のメンバーをクルマで移動しながら待ち伏せたり追いかけたりしているのを沿道で見かけたし、ヨメと自分はその中で最後尾を走っていたので、我々のフォローをしていたら他の大半のメンバーに手が回らなくなるから。

ところが78kのエイドに近づいた時、応援隊が手を振っているのが見えた。
ええ〜〜〜???(他のメンバーはみんな別のポイントに向かって走ってるのに)オレらが来るのん待っててくれたん?
しばらくは誰にも会わずに走らないといけないと思っていたので、知ってる顔が見えた時はどれほどうれしかったか。しかも人数増えてるし。

そこで力をもらって20キロほど走ると、ゴール手前で今度は走り終わったメンバーも含めて大軍団が。
ゴール地点ではさらにたくさんの人数が待っていてくれた。



ウルトラマラソンは初体験なので、ゴールの向こうにどんな感動や達成感が待っているのか分からなかったけど、これだけの大所帯で参加するので、苦しい時にみんなが支え合いながらゴールを目指すんだろうなということは想像できていた。

「はい。じゃあ今からひとりで100キロ走ってきてください。ヨーイドン」と言われても、普通の人は走れない。肉体的なことよりも、気持ちが簡単にポキッと折れてしまうだろう。
自分が誰かを支えることはなかったけど、たくさんの人の気持ちは自分を強く支えてくれた。

今になって、ひとりひとりのゴールはみんなのゴールだったんだと、しみじみ思う。

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コメント

Thanks. This was a great way to start my day.

★Glenn
I thought that many people supported us.So we could finish such a long distance race.

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