
朝晩の気温が低くなってきたからか、
あちこちで葉っぱの色が変わり始めた。
これはうちの庭のまん中に立っている木。
アメリカハナミズキというらしい。(父がそう言ってた)
春には薄いピンク色の花が咲いて、秋になると赤い実をつけて
葉っぱも紅葉する。
木だけを眺めてると「色づく秋」って感じできれいなんだけど
地面に落ちた葉は迷惑な存在になる。

今日は落ち葉を掃いたり、雑草を抜いたり、枯れた花を摘んだり、
花に肥料をやったり、そんなことで1日の大半が終わった。
夜は、改装が終わった和幸亭茨木店で焼き肉を食べ、
その後レイトショーで「沈まぬ太陽」を観た。
去年1年間で一番大きな出来事は父が死んだことだが、
その次に大きな出来事は、沈まぬ太陽を読んだことだった。
それくらい自分にとって心にずしんときた小説の映画化は
やっぱり興味ある。
3時間22分の長丁場なのでゆったりと構えながら、
(やっぱり映画になると話が駆け足になるな)とか
(でもしっかり作ってるな)とか、そんな感想を抱きながら
淡々と観ていた。ところが後半になると、
(これは興味本位で観る映画じゃないな)と、柄にもなく神妙な気持ちに
なっている自分がいた。
命の尊さがのしかかってくるようで、
そういうことに対して自分はすごく薄っぺらい気持ちで
向き合っているような気分にさせられるくらい
重たいものを感じさせられた。
亡くなった人と、生きて人生を送っている人を通して、
生命の尊厳が描かれた映画だと思った。
映画のテーマとは違うかもしれないけど、
庭に落ちた葉っぱを見て迷惑に思っちゃいけないなとも思った。